アパートローンで破産した地主さん。銀行も信用できない?!サブリースのトラブルとは。









アパートローンで破産してしまった方のニュースを見ました。しっかり勉強すれば、不動産投資は決して悪いものではないと思うのですが、こういった悪いニュースが積み重なって「不動産投資は怖い」という印象を与えてしまうのでしょうね。悲しいもんです。

前提知識として

記事の中で出てくるサブリース契約ですが、一言で言うと”又貸し”です。大家が業者に貸して、その業者がさらに一般の入居者に貸すという契約となります。入居率や家賃下落といった不測の事態に関わらず、一定の家賃が業者から大家に振り込まれるという謳い文句です。このような契約をすることにより、アパートを購入した後に「ちゃんと家賃収入が入ってくるかしら」と言った不安が解消されるというメリットがあります。一見良さそうに思えますが、一定期間経過後に、サブリース契約の見直しを求められ、30年程度保証されていたはずの家賃収入は年々減らされるということがあるのです。これにより、借り入れが返済できないといったケースが全国で多々あり、最近では集団訴訟になったケースもあるようです。サブリース契約を持ちかけられたら「騙されないぞ!」という姿勢で話を聞いても良いかと思います。

記事の要約

中部地方で農家を営むAさん(80歳)。

絶対儲かると大手不動産会社の説得で30年一括借り上げのサブリース契約を結んだ。

アパートの建築費は約9000万円は地銀が借用。

そこからはお決まりのパターンで、入居率の低下等を理由に家賃保証を減額を依頼される。

そこでAさんは契約書に「家賃収入は10年を過ぎたら2年毎に契約内容を見直す」といった内容を始めて認識する。

デザイン会社の社員のCさん(60歳)

『ウチは常に満室を維持するノウハウがあるうえ、買値での買い戻し補償が付いているから、絶対安心です』

という甘い言葉に誘われて6000万円の借金をしてアパート建築。

契約から7年で買い戻し補償を行使しようと思い手続きに入ったところ、業者からいきなり『Cさんには買い戻し補償は付いていない』と言われる。

s当時の担当営業マンは退社していないのでもう知りませんとのこと。

そこからはお決まりの「家賃保証の減額の通告」があり、アパートどころか自宅まで差し押さえ。

この記事で言いたいこと

  • 「甘い誘い」には十分用心してね
  • 特にサブリース契約には注意してね
  • 銀行も味方じゃないからね

※このタイミングでスルガ銀行、静岡銀行、オリックス銀行は『アパートローン御三家』と紹介(笑)

感想

甘い話に注意するのは当然だけど、なかなか防ぐことはできないなぁと思う。

初めて合う人がそんなにおいしい話を持ってくる訳はないことは誰もが承知しているはずですが。

それよりも、

「おそらくこのAさん(またはCさん)は不幸になるなぁ〜。でも営業成績のためだからいっか!」

となってしまう建築会社・銀行がいるのだとすればすごく悲しい。(実際いるのだけど)

目の前で人が死にそうになれば助けるのに、自分の関係無いところでじわじわ死ぬのは見過ごせるという人間の身勝手さですかね。